豪雨の被害を受けたヴォルゴグラード・アリーナ【写真:ロシアメディア『スヴォボダ』のスクリーンショット】
現地時間6月28日にロシアワールドカップ・グループリーグH組第3節が行われ、日本代表はポーランド代表に0-1で敗れるも、他会場の結果により決勝トーナメント進出を決めた。あの舞台となったヴォルゴグラード・アリーナが豪雨の被害を受けたと、17日にロシアメディア『スヴォボダ』が報じている。
同メディアによると、現地時間7月15日に降り続いた大雨によって土が削り取られ、ヴォルゴグラード・アリーナ周辺で地面の崩落が起きたという。数時間で1ヶ月半から2ヶ月ぶんの降水量に達し、高速道路や地下道路、トラム路線が浸水。歩行者通路は崩落し、周辺も土砂崩れによって土で覆われている。
ただ、幸いにも怪我人はなし。ピッチも被害はなく、スタジアム自体が崩落する可能性はない。しかし、危険性があるため週末に行われる予定だったロシア2部リーグの試合は中止となっている。
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