ヴァイッド・ハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】
日本代表の前監督であるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、韓国代表の新監督に就任する可能性が高いという話が再浮上している。ボスニアメディア『fokus』が16日付で伝えた。
日本代表監督としてロシアワールドカップ予選を突破しながらも、本大会まで2ヶ月あまりとなった今年4月に日本サッカー協会(JFA)から突然の解任を告げられたハリル氏。その後の去就は未確定だが、これまでに様々な憶測が報じられていた。
今月初旬には、韓国代表の新監督候補の一人としてリストアップされているとの報道もあった。一方で、2014年まで率いていたアルジェリア代表への復帰に向け、同国サッカー協会が交渉を行っているという動きも伝えられていた。
しかし、ハリル氏はアルジェリアに対して断りを入れることを決めたとの見方もある。『サラエボ・タイムズ』が同氏に近い筋からの情報として伝えたところによれば、韓国代表監督への就任に最も接近しているという。
韓国サッカー協会からはハリルホジッチ氏に好条件のオファーが提示されており、金銭面での問題はないとみられている。衝撃的な形で日本を去ることになった東欧の名将は、サムライブルーの宿敵を率いることになるのだろうか。
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