フランス代表のディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】
フランス代表のディディエ・デシャン監督は今後も同チームを率いる事になるようだ。
現地時間15日行われたロシアワールドカップ(W杯)決勝戦でフランスはクロアチア代表と対戦し4-2で勝利した。試合後、デシャン監督は1998年フランス大会で同国を初のW杯優勝に導いたエメ・ジャケ氏のように勇退するのかという問いに対し「私はジャケのようにはしない。今後も私は残る」と2020年まで結んでいるフランスサッカー協会との契約を全うする考えを示した。
デシャン監督は選手として代表戦通算104試合に出場し1998年のW杯優勝、2000年の欧州選手権制覇など輝かしい実績を残している。また2012年から代表を指揮する49歳は2014年ブラジル大会では準々決勝でドイツ代表に敗れるも2016年に行われた欧州選手権では準優勝に導いた。
なおデシャン監督にとっては元ブラジル代表のマリオ・ザガロ氏、元ドイツ(西ドイツ)代表のフランツ・ベッケンバウアー氏に続き史上3人目となる選手と監督の両方でのW杯優勝に輝いた人物となった。
今大会参加32チーム中5番目に若い平均年齢26,4歳で優勝を成し遂げたチームを今後デシャン監督はどのように進化させるのだろうか。
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