日本戦で決勝ゴールを決めたベルギーのナセル・シャドリ【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間15日に決勝が行われ、クロアチアに4-2の勝利を収めたフランスが優勝を飾った。これで大会は全日程を終了している。
大会の全64試合では、合計169点のゴールが生まれた。英メディア『BBC』ではその中から、決勝トーナメント1回戦のベルギー対日本戦でベルギーのMFナセル・シャドリが記録した決勝ゴールを大会のベストゴールに選出している。
同メディアでは169ゴールの中から10ゴールを選び出して動画で紹介。シャドリのゴールのほか、ナチョ、クリスティアーノ・ロナウド、トニ・クロース、ジェス・リンガード、リカルド・クアレスマ、リオネル・メッシ、アンヘル・ディ・マリア、バンジャマン・パバール、デニス・チェリシェフのゴールがそれぞれ選ばれている。
その中から、『BBC』の審査員はシャドリのゴールを「大会ベストゴール」に選んだとのことだ。他のゴールと比較すれば、シュート自体はシンプルなものだったかもしれないが、「チームゴール」として評価されたようだ。
日本代表はベルギーから2点をリードしたが、その後2-2の同点に。シャドリのゴールは後半終了間際のアディショナルタイムに記録された逆転&決勝ゴールという劇的な状況だった。CKからのボールをGKがキャッチしたところからカウンターをスタートさせ、ピッチ全面を約10秒で駆け抜け、最後はロメル・ルカクの絶妙なスルーもあってシャドリが決めるという一連の流れは各国メディアからも絶賛されていた。
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