ベティスに加入した乾貴士【写真:舩木渉】
14日付のスペイン紙『マルカ』は、2018/19シーズンのベティスが複数の戦術を使い分けられるチームになるとして、現時点での新シーズンの基本フォーメーションを予想している。
ベティスは昨季のリーガエスパニョーラを6位で終え、ヨーロッパリーグ出場権を獲得。新シーズンに向けてはエイバルでプレーしていた日本代表MF乾貴士の加入も発表されており、12日には日本で入団会見が行われた。
さらに13日には、新戦力としてポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョの加入も発表された。ロシアワールドカップでもポルトガル代表のレギュラーとしてプレーした26歳の守備的MFであり、昨季末にスポルティングCPで起きたフーリガンのチーム襲撃事件の影響で契約解除を求めていた主力選手の一人だった。
『マルカ』紙は、このカルバーリョの加入によってベティスの戦術の幅が広がると予想。想定される複数のフォーメーションの中から、4-2-3-1と5-4-1の2つの場合での予想フォーメーションを掲載した。
乾は4-2-3-1では「3」の左サイド、5-4-1でも4人の中盤の左サイドとして、いずれも予想フォーメーションに含まれている。エイバルでも不動のレギュラーとしてプレーし、ワールドカップでも評価を高めた乾は、新シーズンのベティスでもレギュラー候補と予想されている。
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