クロアチア代表のイバン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
現地時間11日に行われたロシアワールドカップ(W杯)準決勝でクロアチア代表はイングランド代表に延長戦の末2-1で勝利を収めた。この試合でクロアチアのMFイバン・ラキティッチは満身創痍でプレーしていたようだ。
クロアチアは立ち上がりに失点をする。その後は徐々に試合の主導権を握ると68分にMFイバン・ペリシッチのゴールで同点に追いつくと延長109分にはFWマリオ・マンジュキッチが逆転ゴールを挙げた。
試合後、ラキティッチはスイスのラジオ局『SRF』のインタビューで「実は前日に39度の熱があって一日中ずっとベッドに寝ていたんだ」と体調が万全ではなかった事を告白した。「それでもでもみんなで力を合わせ戦い、最終的には相手を圧倒する事が出来た」と歴史的な勝利を振り返った。
クロアチアはW杯史上初の決勝進出を果たし15日にフランス代表との対戦が決まった。1998年フランスW杯では敗れた相手とのリベンジマッチを前にラキティッチは「もう一度今までやってきた事を続け最後にはトロフィーを国に持ち帰りたい」と意気込みを語った。
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