植田直通【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズは12日、日本代表DF植田直通がベルギー1部リーグのセルクル・ブルージュKSVに完全移籍することで基本合意に達したことを発表した。
植田はロシアワールドカップに日本代表の一員として参加したが、吉田麻也、昌子源からポジションを奪うことはできず、一度もピッチに立つことはできなかった。23歳の植田は、2022年カタールワールドカップでは主力になることが期待されており、ヨーロッパでさらなる成長を目指すことになる。
鹿島の公式サイトで植田は、クラブやファンへの感謝を強調した上で、「自分にはサッカー選手として世界で活躍するプレーヤーになりたいという目標があり、今回のW杯をベンチから見て、世界の舞台で戦う選手たちと勝負するためには、もっともっと成長しなくてはいけないという思いを強くしました」とコメント。「シーズン途中の大切な時期にチームを離れることになり、本当に申し訳なく感じています。皆さんに成長した姿を見せられるよう、またいつか、素晴らしい形で再会できるよう、自分らしく戦ってきたいと思います。これまで応援していただき、本当にありがとうございました」と述べた。
植田は15日に日本と離れ、メディカルチェックなどを受ける。そこで問題がなければ正式契約となるとのことだ。
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