決勝進出を決めたフランス代表【写真:Getty Images】
【フランス 1-0 ベルギー ロシアワールドカップ準決勝】
現地時間10日に行われたロシアワールドカップ(W杯)準決勝で、フランス代表はベルギー代表と対戦し1-0で勝利した。
前半を0-0で折り返した試合は51分に動きを見せる。フランスは右CKのチャンスを得るとキッカーのアントワーヌ・グリーズマンがニアサイドにボールを送りサミュエル・ウンティティがヘディングで合わせ先制点を挙げる。その後はベルギーの猛攻を凌ぎ3大会ぶりの決勝進出を果たした。
フランスのディディエ・デシャン監督は試合後「とても幸せだ。我々はベルギーにとても苦しめられた。選手たちには脱帽だ」と勝利を喜んだ。
なお決勝進出を果たしたフランスは過去6大会で実に3度目のファイナル進出となった。1998年フランス大会ではブラジル代表相手に勝利しW杯初優勝を飾った。しかし2006年ドイツ大会ではイタリア代表にPK戦の末惜しくも敗れた。
ちなみに、初優勝を果たした1998年は3人のDF選手がゴールを記録した。(ビセンテ・リザラズ、リリアン・テュラム、ローラン・ブラン)今大会でも既にDFの3選手(バンジャマン・パバール、ラファエル・ヴァラン、ウンティティ)がゴールを決めておりフランスにとってはポジティブなデータだ。
さらにデシャン監督はフランツ・ベッケンバウアー氏、マリオ・ザガロ氏に次ぐ選手と監督でのW杯制覇まで後1勝と迫っている。果たして決勝で戦うのはクロアチア代表かイングランド代表か。11日にフランスの対戦相手が決定する。
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