イングランド代表のハリー・ケイン【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップはいよいよ大詰めを迎えており、現地時間10日と11日には準決勝の2試合が行われる。大会最優秀選手に贈られる「ゴールデンボール」の行方も気になるところだ。
英メディア『スカイ・スポーツ』では、13人の候補をあらかじめ選びだした上で、「ゴールデンボールは誰が受賞するべき?」とユーザー投票を実施。ファンの考える現時点でのMVP候補を調査している。
1万6千票あまりの票が投じられた時点で、最多の票を集めているのはイングランド代表のFWハリー・ケイン。英国メディアであることも影響しているかもしれないが、ここまで6得点で得点ランク首位に立つストライカーに約33%の票が投じられている。
ケインに次ぐのは約14%の票を集めたフランスのFWキリアン・エムバペ。ベルギーのMFエデン・アザールとクロアチアのMFルカ・モドリッチが13%で続いている。
過去の大会でのゴールデンボール受賞者は全て準決勝以上に進んだ選手。一方で、従来どおりであれば受賞者を選ぶ投票は決勝前に行われるため、決勝でのパフォーマンスは影響しない。10日と11日の準決勝での活躍が受賞者の選出を大きく左右するかもしれない。
過去にはパオロ・ロッシ、ディエゴ・マラドーナ、サルバトーレ・スキラッチ、ロマーリオ、ロナウド、オリバー・カーン、ジネディーヌ・ジダン、ディエゴ・フォルラン、リオネル・メッシと錚々たる顔ぶれがゴールデンボールを受賞している。この系譜に名を連ねる選手は誰だろうか。
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