アトレティコ・マドリーでも9番だったフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
元スペイン代表のFWフェルナンド・トーレスがJ1のサガン鳥栖に加入することが10日に発表された。背番号が「9番」となることも発表されている。
「9番」はトーレスにとってこれまでのキャリアを通していつも使用してきた愛着ある番号。プロキャリアで在籍したアトレティコ・マドリー、リバプール、チェルシー、ミランの全てで9番を背負ってプレーしてきた。スペイン代表でも常に9番がトーレスの番号だった。
唯一の例外は、ミランからのレンタルでアトレティコに復帰した2014/15シーズン後半戦の半年間のみ。この時はFWマリオ・マンジュキッチがすでに9番を使用していたため「19番」でプレーしたが、マンジュキッチがユベントスへ移籍した翌シーズンからは9番に戻った。
鳥栖での背番号も、慣れ親しんだ9番となることが発表された。これに伴い、今まで9番を使用していたFW趙東建の背番号が19番に変更されることも発表されている。
Jリーグでシーズン途中の背番号変更が可能となったのは、今年5月30日に発表された規約変更によるものだ。ヴィッセル神戸に加入したMFアンドレス・イニエスタが、すでに埋まっていた「8番」を使用できるようにするための異例のルール変更だった。イニエスタに続いて、トーレスもこの新規定により9番を使用することが可能となった。
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