元バルセロナ監督のルイス・エンリケ氏【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)は、9日にも代表チームの新監督を発表することになるとみられている。スペインメディアで最有力候補だと伝えられているのは、元バルセロナ監督のルイス・エンリケ氏だ。
スペイン代表はロシアワールドカップ開幕直前の6月13日にフレン・ロペテギ前監督を電撃解任。スポーツディレクターを務めていたフェルナンド・イエロ氏が急遽新監督に就任して大会に臨んだが、決勝トーナメント1回戦で開催国ロシアに敗れる結果に終わった。
イエロ氏は代表監督を続投せず、退任することが8日にRFEFから発表された。スポーツディレクターの仕事にも戻らずRFEFを離れることになる。
イエロ氏に代わる新監督は、早ければ9日にも発表される見通し。スペイン『マルカ』紙や『アス』紙などは、ルイス・エンリケ氏がその最有力候補だとの見方を伝えている。契約はEURO2020までの2年間となることが見込まれる。
現役時代にスペイン代表やレアル・マドリー、バルセロナなどで活躍したルイス・エンリケ氏は、指導者としてはバルセロナB、ローマ、セルタを経て2014年にバルサのトップチーム監督に就任。昨年夏に退任するまでの3年間でリーガエスパニョーラ優勝2回、チャンピオンズリーグ優勝1回など9つのタイトルを獲得した。
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