ベガルタ仙台へ移籍するハーフナー・マイク【写真:Getty Images for DAZN】
J1のヴィッセル神戸に所属する元日本代表FWハーフナー・マイクは、同じくJ1のベガルタ仙台へ期限付き移籍することが決定した。9日に両クラブから発表が行われている。
期限付き移籍期間は今シーズン末まで。契約により、仙台が神戸と対戦する公式戦には出場することができない。
ハーフナーは2006年に横浜F・マリノスでプロデビュー。アビスパ福岡、サガン鳥栖への期限付き移籍を経て2010年にはヴァンフォーレ甲府へ完全移籍した。2010年にはJ2で得点王に輝く活躍で甲府の昇格に貢献。翌年もJ1で17ゴールを挙げた。
2012年1月にはオランダのフィテッセへ移籍し、翌シーズンから2年連続の二桁得点を記録。スペインのコルドバ、フィンランドのHJKでもプレーしたあとオランダへ戻り、2015/16シーズンにはADOデン・ハーグで16ゴールを挙げる活躍を見せた。欧州1部リーグにおける日本人選手の年間最多得点記録となっている。
昨年夏には5年半ぶりに日本に復帰して神戸に加入。同時期に加入したFWルーカス・ポドルスキとともに活躍が期待されたが十分な出場機会は得られず、昨季J1では9試合に出場して2得点、今季は4試合で1得点にとどまっていた。
「今回、新たな環境でトライさせていただくことに、感謝しております。ベガルタ仙台のサポーターのみなさんの前でプレーできることを楽しみにしています。勝利に貢献できるように全力を尽くしますので、応援よろしくお願いいたします」とハーフナーは仙台公式サイトでコメントを述べている。
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