準決勝でイングランドとクロアチアが対戦【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは7日までに準々決勝の全試合が終了。準決勝はフランス対ベルギー、イングランド対クロアチアの2つのカードとなることが決まった。
現地時間11日に行われる2試合目の準決勝ではイングランド代表とクロアチア代表が対戦する。英紙『ザ・サン』など複数メディアがこの試合に向けて両チームの過去の対戦成績を紹介している。
旧ユーゴスラビアから独立後、1990年代に国際舞台にデビューしたクロアチア代表がイングランドと初めて対戦したのは1996年4月の親善試合。結果は0-0のドローだった。その7年後、2003年の親善試合ではイングランドが3-1の勝利を収めた。
EURO2004では公式戦初対戦。グループリーグ最終節でイングランドが4-2の勝利を収めて準々決勝進出を決め、クロアチアを敗退に追い込んだ。だがEURO2008予選ではクロアチアが2戦2勝。予選最終節のホームでのクロアチア戦に敗れたことでイングランドは本大会出場を逃した。
2010年ワールドカップ予選では逆にイングランドが2戦2勝。イングランドが予選を突破し、クロアチアは敗退に終わった。今回の対戦はそれ以来であり、約9年ぶりとなる。通算成績では7試合でイングランドが4勝1分け2敗と勝ち越している。
なおイングランドとクロアチアは、今年から新設される「UEFAネーションズリーグ」でも同じグループに入っており、10月と11月にも対戦の予定。約4ヶ月の間に3回対戦することになる。
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