有利な状況だったドルトムント
6日、チャンピオンズリーグのベスト16、ボルシア・ドルトムント対シャフタール・ドネツクの2ndレグが、ドルトムントのホーム、シグナル・イドゥナ・パルクで行われた。
シャフタールのホームで行われた初戦は2-2のドロー。勝ち抜けるためには3-3以上の同点、もしくは勝利が必要だったシャフタールに対し、スコアレスドローでも勝ち抜けとなるドルトムントが優位に立っていた。
とはいえ、ドルトムントは試合開始から積極的に攻撃を仕掛けていく。レヴァンドフスキ、ブワシュチコフスキ、ゲッツェらが次々とチャンスを演出する。一方のシャフタールは司令塔ムヒタリアンにボールを集めるも、ドルトムントのチェックが早く、リズムが作れない。新加入のタイソンもチャンスでオフサイドにかかるなど、歯車が噛み合わない時間帯が続いた。
すると、31分、ホームチームに先制点が生まれる。コーナーキックからのクロスをこの日体調不良のため欠場したフンメルスに代わって出場したブラジル人DFサンターナが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
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