日本代表の本田圭佑【写真:Getty Images】
日本代表は、現地時間2日に行われたロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギー代表に敗れて大会を終えた。日本代表の特設応援サイト『夢を力に2018』では、今大会に出場した日本代表メンバーがサポーターに向けてメッセージを伝えている。
ベルギー戦後に「これが最後のワールドカップ」と話していたMF本田圭佑は、日本代表から引退することも改めて明言した。「いよいよ僕のサッカー、代表でのサッカーキャリアは終止符が打たれるんだなという思いですね」と語っている。
本田は2010年南アフリカ大会でワールドカップに初出場し、決勝トーナメント進出に大きく貢献。2014年、2018年と3大会に出場し、日本人選手として初の3大会連続ゴールと3大会連続アシスト、最多の本大会通算4得点などの記録を残した。
「小さい頃から目指してきたワールドカップを3回経験した。僕のサッカー人生はワールドカップのためにやってきたと言っても過言ではないので、全てでした」と本田。「これからも長い人生は続きますが、その人生の中でもひとつの区切りになる」と感慨深げな様子を見せた。
サポーターに向けては、「良い時も悪い時もたくさんありましたが、どういった時でもずっと応援してくれていた声は届いていました。それがあったから勇気をもらえて、頑張ろうと思いました。かけがえのないサポーターたちと一緒にここまでやってこれたことに感謝と誇りの気持ちでいっぱいです」と本田は思いを述べている。
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