ブラジルのネイマール(左から2人目)とメキシコのミゲル・ラユン(左から3人目)【写真:Getty Images】
【ブラジル 2-0 メキシコ ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間2日、ロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦が行われ、ブラジル代表とメキシコ代表が対戦し2-0でブラジルが勝利した。この試合でネイマールのあるプレーに注目が集まっている。
問題となっているシーンは73分に起こった。タッチライン際でファールを受けたネイマールは自軍のベンチ前でうずくまってしまう。ここでメキシコのミゲル・ラユンがネイマールからボールを奪おうと近寄った際、ネイマールの足首を踏みつけてしまった。
この行為に対しネイマールは頭を抱えながら痛がる仕草を見せ一時プレーが中断したものの、数分後にネイマールは何事もなかったかのようにピッチに戻りプレーを再開した。
試合後、ネイマールはこのプレーしに対し「彼はスポーツマンシップに反する行為だった」と相手を非難した。これに対し元ブラジル代表のゼ・ロベルト氏は独メディア『第2ドイツテレビ』で「彼は骨折したかのように痛がっていた。このような姿をブラジル国民は見たくなかった。全く必要がなかったと思う」とスーパースターの一連の行動に苦言を呈した。
なおネイマールはグループリーグ第2節の対コスタリカ戦でもペナルティーエリア内で倒され一度はPKを得るも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定の結果、ジャッジが覆るという場面があった。
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