デンマーク代表のマティアス・ヨルゲンセン【写真:Getty Images】
【クロアチア 1-1(PK3-2) デンマーク ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間1日に行われたロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の試合で、クロアチア代表とデンマーク代表が対戦。1-1で90分間と延長戦を終え、PK戦でクロアチアが勝利を収めた。
最終的には決着がつくまでに120分間とPK戦を要したが、スコアが動いたのは前半開始直後のみ。開始57秒でマティアス・ヨルゲンセンが決めてデンマークが先制したが、クロアチアも4分にマリオ・マンジュキッチが同点ゴールを奪った。
マンジュキッチがゴールを決めた時間は正確には開始3分40秒。米メディア『ESPN FC』によれば、対戦した両チームがともにゴールを決めた時間としてはワールドカップの最速記録となった。
これまでの最速記録だったのは前回大会のアルゼンチン対ナイジェリア戦。リオネル・メッシが前半3分に先制ゴールを決めたが、ナイジェリアは3分47秒にアーメド・ムサのゴールで同点とした。
また、ヨルゲンセンの先制点は今大会の現時点での「最速ゴール」となった。過去の大会も含めての最速記録は、2002年日韓大会の3位決定戦でトルコのFWハカン・シュキュルが韓国代表から奪った「開始11秒」での得点となっている。
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