ギド・ブッフバルト氏【写真:Getty Images】
元浦和レッズ監督のギド・ブッフバルト氏が日本代表へエールを送っている。
現地時間2日、日本はロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。
1日、この試合を前に独通信社『デー・ペー・アー』の取材に対し2004年から2006年まで浦和レッズで監督を務めたブッフバルト氏が「日本がベスト16に入った事は一つの成功だ」と日本の健闘を評価した。一方で「日本以外のアジア代表チームが敗退した事は残念だ」と今回のアジア勢の結果についてコメントしている。
ベルギー戦についてブッフバルト氏は「とても厳しい試合になるだろう。一人一人がトップパフォーマンスを出さなければならない」と述べたうえで「香川真司や長谷部誠はチームを引っ張る選手だ。彼らの経験がチームを助けてくれるだろう」とブンデスリーガで活躍する選手の奮闘が勝負を左右すると予想している。
最後にブッフバルト氏はベルギー戦の結果に関わらず「日本サッカー界は下部組織もしっかり統率されている。また日本人は規律が高く勝利の為に全てを捧げる事が出来る。それ故、彼らは今後数年間で世界のトップに近づくことが出来ると思う」と日本サッカー界は明るい未来が待っているとの見解を示した。
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