日本代表【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間28日にまでにグループリーグの全日程を終了した。29日付英紙『テレグラフ』では、グループでの敗退が決定したチームも含め、大会に参加した全32チームの現時点でのランク付けを行っている。
H組を2位で終えて決勝トーナメント進出を果たした日本代表の順位は「19位」。ベスト16に残ったチームの中では唯一の16位圏外という評価となっている。
「コロンビアが試合のほぼ全体を10人で戦ったことに助けられたのは間違いない。セネガルは勝つべき試合に勝てなかった。最後はすでに目標のなくなったポーランドと戦った」とグループリーグでの日本代表の戦いには低評価。その上で、「守備の組織は整っており、ゴールチャンスも作り出していた」と一定の評価も与えている。
日本代表に代わる形で16位にランクインしているのは、フェアプレーポイントの差で敗退したセネガル。「見ていて最も楽しいチームのひとつ」「敗退は残念」「90分間引いて守ろうとしないチームを称賛すべき」と高い評価を与えている。17位モロッコ、18位ナイジェリアもグループリーグで敗退しながらも日本より上の順位となった。
上位に格付けされているのは1位ブラジル、2位クロアチア、3位スペイン、4位ポルトガル。決勝トーナメント1回戦で日本と対戦するベルギーは5位にランクインし、「信じられないような個の力を持った選手たちがおり、必要ならいつでもゴールを奪えるように見える」と評されている。
まさかのグループリーグ敗退に終わった前回王者ドイツは21位。アジア勢は27位イラン、28位オーストラリア、29位韓国、31位サウジアラビアと軒並み下位を占め、最下位の32位はパナマとなっている。
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