日本代表【写真:Getty Images】
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦の勝敗を予想した。日本代表のベスト8進出については「35%」と記している。
日本は7月2日の決勝トーナメント1回戦でタレント集団のベルギーと対戦する。やはり戦前の予想ではベルギー有利という見方が一般的だ。
『ガゼッタ』もベルギーが有利だとみており、「最も対等ではないカードの一つ。もうフェアプレーは関係ない」として、ベルギー勝ち上がりを65%、日本勝ち上がりを35%と予想した。
同紙はベルギーがグループリーグで見事なパフォーマンスをしたと指摘。EURO2016では未成熟だったが、「今は成長して夢を見ることができる」と好評価だ。
一方で日本については厳しい評価。「フェアプレー(ポイント)でアジア勢唯一の勝ち上がり。それはコロンビア代表のサンチェスがすぐに退場して数的優位になったおかげ」「以前に比べて戦術的ではない」とした。
そして同紙は、「ベルギーにとっての問題は準々決勝の相手がブラジルになりそうだということ。これは恐ろしい。ただ、セレソンを苦しめるチームが出てくるとしたら…」と、早くもベルギー対ブラジルの話題となっている。
それでも、可能性はゼロではない。日本のグループリーグ突破も、多くの予想を覆しての出来事だ。
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