日本代表の西野朗監督【写真:Getty Images】
現地時間28日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組最終節が行われる。日本はH組の首位としてポーランド戦に臨むが、突破の確率は悪くない。
32ヶ国が出場する現行の形になってから5大会が行われたワールドカップ。前回大会までグループリーグの初戦で勝ったチームは60チームで、そのうち51チームが決勝トーナメントに駒を進めた。
ロシア・ワールドカップでは、日本を含む12チームが白星発進。日本、そして同じ組のセネガルが未確定で、8チームはすでに決勝トーナメント進出を決めた。初戦で白星を手にして敗退したのは、イランとセルビアの2チームだ。
初戦勝利の突破確率85%を信頼するなら、12チーム中約10チームが次のラウンドに進めるということになる。もちろん、この確率に向かって結果が動くわけではないが、期待せずにはいられない数字だ。
イランにしてもセルビアにしても、初戦で白星を手にしたあと、2試合目は敗れている。一方で日本とセネガルは初戦で勝ったあと、2戦目で勝ち点1を加えた。その点で考えれば初戦で勝って敗退したチームよりも順調だと言える。
それでも、日本はあくまで挑戦者。ポーランド相手にこれまでのような戦いを見せ、2戦目までの奮闘を決勝トーナメント進出という結果につなげてほしいところだ。
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