韓国代表のチャン・ヒョンス(左)【写真:Getty Images】
【韓国 2-0 ドイツ ロシアワールドカップ・グループリーグF第3節】
現地時間27日にロシアワールドカップ・グループリーグF組第3節の試合が行われ、韓国代表はドイツ代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合でフル出場を果たした韓国代表のチャン・ヒョンス(所属:FC東京)が胸の内を明かしたと、27日に韓国紙『朝鮮日報』が報じている。
初戦のスウェーデン戦では、相手にPKを与えるきっかけを作ってしまったチャン・ヒョンス。続くメキシコ戦でも不用意なプレーから失点に関与している。そのため、ネットを中心に猛烈な批判がチャン・ヒョンスに集中した。同紙は「健全な批判だけでなく、人身攻撃、誹謗中傷などもありチャン・ヒョンスを苦しめた」と報じている。度が過ぎた批判に、対戦国のドイツメディアがファンの批判を問題提起したほどだ。
チャン・ヒョンスは「心理的に大変だったのは事実だが、チームメイトや家族の支えがあって耐えられた」と答えている。続けて「第1戦、第2戦を終えてからインターネットを全く見なかった。見ないことが僕の助けになったと思う」とコメント。心理的に苦しい状況をはねのけ、見事にドイツ戦勝利を掴んだ。
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