ロシアW杯の新公式球「TELSTAR MECHTA」【写真:FIFA公式サイトより】
国際サッカー連盟(FIFA)は26日、ロシアワールドカップにおいて決勝トーナメントから使用される新たな公式球「TELSTAR MECHTA」を発表した。
今大会ではここまでアディダス社の「TELSTAR 18」が大会公式球として使用されてきた。現地時間30日から開始される決勝トーナメントでは新たなモデルが使用される。
「TELSTAR 18」では、1970年大会で使用された「TELSTAR」にインスピレーションを得て、白と黒のトラディショナルなカラーが用いられていた。新モデルは「開催国の色と、トーナメント戦で高まる熱気にインスパイアされた」鮮やかな赤を加えたデザインとなる。
「MECHTA」はロシア語で「夢」や「野望」を意味すると説明されている。2006年以降の過去の大会では、決勝戦で特別モデルのボールが使用されてきたが、決勝トーナメントからの公式球交代は初となる。
ボールの機能面については、「パフォーマンスを最適化するため新たなテクノロジーが組み込まれている」「世界最高の選手たちのニーズに適応するためテストを重ねてきた」と述べられている。決勝トーナメントへ進んだ各チームの戦いぶりにどう影響することになるのだろうか。
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