パナマ代表のフェリペ・バロイ【写真:Getty Images】
パナマ代表のDFフェリペ・バロイは、現在行われているロシアワールドカップを最後に現役を引退することを発表した。スペイン『EFE通信』などが伝えている。
現在37歳の大ベテランでありパナマ代表のキャプテンも務めるバロイは、母国のサッカー史に名を残す存在となった。ワールドカップにおけるパナマ代表の初ゴールを記録した選手だ。
今大会がワールドカップ初出場のパナマは初戦でベルギーに0-3の敗戦。続いてイングランド戦にも1-6で大敗したが、6点をリードされたあと、78分にバロイが記念すべきワールドカップ初ゴールを挙げた。
現地時間28日には、パナマはグループ最終節の試合でチュニジアと対戦する。「出場するかどうかは分からないが、間違いなく代表での最後の試合だ」とバロイは会見でコメント。代表だけでなく現役も引退する意向を明らかにしている。
「パナマの歴史上ワールドカップで初となるゴールを決められたことには非常に満足している。僕にとって誇らしいことだ。だが決めたのは僕でも、全員のゴールだった」とイングランド戦の得点についての思いも述べた。
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