「ルーニーには多数のクラブが興味を示していた」
マンチェスター・ユナイテッドは22日、プレミアリーグ第27節でクリスタルパレスと敵地で対戦し、2-0で勝利した。ベンチ入りした香川に出番はなく、6戦連続で欠場が続いている。ユナイテッドは4試合ぶりの白星を飾った。
今回も4-2-3-1の布陣で臨んだユナイテッドは、オランダ代表FWファン・ペルシーをワントップ、イングランド代表FWルーニーをトップ下、スペイン代表MFマタを右MF、若手MFヤヌザイを左MFに置いて臨んだ。ヤヌザイ以外の3人は4戦連続の同時出場となった。
ユナイテッドは後半17分、DFエブラが得たPKをFWファン・ペルシーが決めて先制すると、その6分後には、左からのエブラのクロスをFWルーニーがペナルティエリア内中央やや左でルーニーがボレーで合わせ、右上隅に決めた。
この日のマンオブザマッチに輝いたルーニーは、試合前日にクラブと新たに英国史上最高給与となる年俸1560万ポンド(約26億5000万円)の5年半契約を結び、ピッチ内外で話題をさらった。
――ユナイテッド、デビッド・モイーズ監督
「ルーニーは本当に重要な選手だし、彼には多数のクラブが興味を示していた。彼の代役を探すのは難しすぎたし、彼のような選手は簡単かつ安価で獲得できない。彼は最高峰の選手の一人だし、毎週の試合でそれを証明している。
彼にはリーダーシップが芽生え、チームに貢献しようという変化が見られる。彼は成長し続ける選手だし、我々もそれを望んでいる」
――ウェイン・ルーニー
「僕はチームの勝利のためにいいプレーで貢献しようと努めてきたし、契約がどうであれ、常に110%の力を出してきた。今日もそうしただけ。契約は1ヶ月前に合意していて、詳細を詰めていた。契約更新はできるだけ早くしたかったし、これでフットボールに集中できる。僕は自分のプレーで結果を出すけど、(契約が)落ち着いたことには満足だ」