イングランド代表のハリー・ケイン【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ・グループリーグG組第2節の試合が現地時間24日に行われ、イングランド代表とパナマ代表が対戦。イングランドが6-1の大勝を収めて決勝トーナメント進出を決めた。
6ゴール中3ゴールを記録したのはFWハリー・ケイン。初戦のチュニジア戦でも2ゴールを記録していた若きエースは、前半にPK2本を確実に成功させたのに続いて、62分には味方のシュートが足に当たってゴールに収まるラッキーな形でハットトリックを達成した。
これでケインは2試合を終えて計5得点。『Opta』などが伝えるところによれば、ワールドカップ初戦から2試合で5得点を記録した選手は1958年大会のジュスト・フォンテーヌ(フランス)以来60年ぶりとなった。
フォンテーヌは同大会の3位決定戦までの6試合全てでゴールを記録。計13得点で得点王に輝き、ワールドカップ1大会における最多得点記録を保持している。
また、今大会が初出場であるケインは、ワールドカップデビュー戦から2試合連続でゴールを記録した44年ぶりの選手となった。1974年大会でポーランドのグジェゴシ・ラトーが達成して以来だ。
今大会の得点ランクでも単独首位に浮上したケインだが、ベルギーのロメル・ルカク、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドも2試合で4ゴールを記録。わずか1点差で追っている。
【了】