ベルギー代表のロメル・ルカク【写真:Getty Images】
【ベルギー 5-2 チュニジア ロシアワールドカップ・グループリーグG組第2節】
ロシアワールドカップ・グループリーグG組第2節の試合が現地時間23日に行われ、ベルギー代表とチュニジア代表が対戦。ベルギーが5-2の勝利を収めた。
開始直後にエデン・アザールのPKで先制したベルギーは、前半のうちにFWロメル・ルカクが2点を追加。後半にもさらに2点を加え、チュニジアにもゴールを許したが2試合連続となる3点差勝利で試合を終えた。
ルカクはグループ初戦のパナマ戦でも2ゴールを記録し、3-0の勝利の立役者となっていた。合計4得点でポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドと並んで大会得点ランク首位タイに立っている。
ワールドカップ本大会での2試合連続複数得点は、実に32年ぶりの記録となる。前回この偉業を達成していたのはアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏だ。
マラドーナ氏は1986年大会の準々決勝イングランド戦と準決勝ベルギー戦でそれぞれ2得点を記録。イングランド戦の2ゴールは有名な「5人抜き」と「神の手」ゴールだった。
マラドーナ氏以前にこの記録を成し遂げたことがある選手たちも錚々たる顔ぶれ。ブラジルのペレ氏やガリンシャ氏、イングランドのゲーリー・リネカー氏、アルゼンチンのマリオ・ケンペス氏、西ドイツ(当時)のゲルト・ミュラー氏、ポルトガルのエウゼビオ氏らが2試合連続複数得点を記録している。
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