コロンビア戦で決勝点を決めた大迫勇也【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
日本代表は19日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節の試合でコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
決勝トーナメント進出に大きく前進する白星発進の立役者の一人となったのがFW大迫勇也。73分にCKからのボールにヘディングで合わせて決勝ゴールを記録しただけでなく、前線で体を張って多くのチャンスに絡む奮闘を見せた。
その活躍ぶりはデータにも表れている。 サッカーデータ分析サイト『Whoscored』によれば、大迫はこの試合で5本のシュートを放ち、そのうち3本が枠内シュート。どちらも両チームを通して最多だった。
日本の試合に続いて同じグループのセネガル対ポーランド戦も行われ、これで全チームが今大会の初戦を戦い終えた。大迫の枠内シュート3本という数字は、初戦を戦った全選手の中でも最多タイとなっている。
スペイン戦でハットトリックを達成したポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドは、枠内シュート3本で3点を記録。そのほかロシアのデニス・チェリシェフ、ウルグアイのエディンソン・カバーニ、フランスのアントワーヌ・グリーズマン、アルゼンチンのリオネル・メッシ、ドイツのトニ・クロースという錚々たる顔ぶれが枠内シュート3本で大迫と並んでいる。
なお、枠外を含めたシュート数ではメッシが11本でダントツの最多。だがそのうち3本しか枠を捉えられず、PK失敗もあって無得点に終わった。クロースがメッシに次ぐ6本のシュートを放っており、大迫の5本はカバーニやグリーズマンらと並んで3位タイとなっている。
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