コロンビア戦に勝利を収めた日本代表【写真:Getty Images】
【日本 2-1 コロンビア ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節】
日本代表は19日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第1節の試合でコロンビア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
日本は前半開始直後にいきなりのPKを獲得し、香川真司が決めて先制。ハンドを犯したMFカルロス・サンチェスの退場により数的優位にも立った。39分にはFKから同点ゴールを許したが、73分には交代出場の本田圭佑のCKから大迫勇也がヘディングで決勝点を奪った。
6大会目のワールドカップ出場となる日本代表が初戦に勝利を収めたのは、2010年南アフリカ大会に続いて2回目。本田圭佑のゴールによりカメルーン代表を1-0で下した試合だった。
その2010年大会ではグループステージを突破して決勝トーナメント進出。また、初戦でベルギーと引き分けた2002年日韓大会でもベスト16へ進んだ。過去に出場した5大会のうち初戦で勝ち点を獲得できたのはその2大会だけであり、いずれもグループ突破に成功している。
逆に、初戦に敗れたそれ以外の3大会は全てグループ敗退に終わっている。1998年大会はアルゼンチンに、2006年大会はオーストラリアに、2014年大会はコートジボワールに初戦で敗れ、いずれも決勝トーナメントには進めなかった。
わずか3試合の短期決戦となるグループリーグでは、ひとつの結果が大きな意味を持つ。初戦での勝ち点獲得、しかも勝利での勝ち点3という結果によって、西野ジャパンは目標達成に向けて大きく前進したと言える。
【了】