日本代表の香川真司【写真:Getty Images】
日本代表は19日にロシアワールドカップ初戦のコロンビア戦を迎える。MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは、ワールドカップに向けて香川が思いを語った動画を公開している。
「ワールドカップというのは、普段サッカーを知らない人にも特別ですし、日本がひとつになれるような」と香川。「日本はまだまだそういう文化が成り立っていない分、ワールドカップを通してスポーツは素晴らしい、サッカーは素晴らしいということを伝えたい」と語った。
「出ている選手はそこに全てをかけている。日本だけでなく世界中に、伝えたいもの、伝わるものがサッカーを通してたくさんある。日本全体にとっても個人的にも特別な大会になると思います」
日本代表の実力については、「ワールドカップの実績や個々のクオリティーを見ても、ドイツであったりスペインであったり、やっぱり上には上がたくさんいる」として、やはりグループリーグ突破が最初の大きな目標となることを強調。だが「サッカーは何が起こるか分からない」とその先への希望も口にしている。
「サッカーに不可能はないと思っている。決勝トーナメントに行ったらどのチームに何が起こるか分からないので、ぜひ良い意味で皆さんの期待を裏切るような戦いを演じたいと思います」と本大会への意気込みを見せた。
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