長友佑都【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は現地時間16日、ベースキャンプ地のカザンで練習を行った。
初戦のコロンビア戦に向け、非公開練習で準備を進めている西野ジャパン。クアドラードとのマッチアップが予想される長友佑都は、「まずは止めるってところ」と守備に意識を向けつつ、こう話している。
「でもやっぱりそこで駆け引きできないと結局、後ろに張り付いていてもなかなか彼自身も守備しなくていいんでやりやすいだろうし、そこは状況を見て高い位置を取るのかとか、前の選手とのコンビネーションを使っていくのか、連動を使っていくのかっていうのはもちろん話せている」
何度も対戦している相手だが、「スプリントがえげつない。それは一番正直、怖いところなので気にしなきゃいけない」と認める。そして、その脅威を味方にも教えている。
「クアドラードがどういうプレーヤーかっていうのは何度も伝えている。とにかく彼はスピードお化けなんで。世界でもトップのスピードを持った選手なんでね、スペースを空けて、彼にそこに入られるっていうのが一番怖いし、一番そのプレーをすると彼が乗ってくるので、乗らせたくないなっていうのがまずありますね」
クアドラードに持ち味を出せないことが、コロンビア戦のポイントの一つになりそうだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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