クリスティアーノ・ロナウドはスペイン戦でハットトリック。好調ぶりをアピールした【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップのグループリーグ第1節が現地時間15日に行われ、グループBのポルトガル代表はスペイン代表と3-3で引き分けた。
ポルトガルの大エース、FWクリスティアーノ・ロナウドが眩い輝きを放った。4分に自ら得たPKを決めて先制ゴールを挙げると、前半終了間際の44分に2点目を奪い、終盤の88分に自ら獲得したフリーキックを直接沈めてハットトリックを達成した。
圧巻のパフォーマンスでポルトガルを引き分けに導いたキャプテンは、ワールドカップ史上47人目のハットトリック達成者となった。大会通算では51度目のハットトリックとなる。
同じ大会の中で2度のハットトリックを成し遂げたのは、1970年メキシコ大会での西ドイツ代表(当時)FWゲルト・ミュラーのみ。C・ロナウドには史上2人目の偉業にも期待がかかる。
試合終了間際には右足首を痛めた様子も見られ、その状態も心配されるが、33歳の怪物はあと何点積み上げることができるだろうか。ポルトガル代表は次戦、20日にモロッコ代表と対戦して今大会初勝利を目指す。
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