コロンビア代表のカルロス・バッカ【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ初戦で日本代表と対戦するコロンビア代表。カザン郊外の保養地でトレーニングキャンプを続けている。現地時間14日、DFカルロス・サンチェスとFWカルロス・バッカが取材に応じた。
サンチェスが「何も変えることはない。自信を持って臨むだけだ」と語れば、バッカも「誰もが準備ができている。ブラジルとは違った興奮を感じている。あれから『より自信を』「より成熟を」『より良いプレーを』と思って続けてきた」と、準備が万端であることを強調した。
彼らが警戒しているのは初戦で戦う日本だ。いわゆる「舐めている」ような印象は微塵もない。サンチェスは言う。
「日本は何度もワールドカップに出場しているチームであり、世界レベルの選手が多数いる。チームとして大きな可能性を秘めており、彼らと良い試合ができることを期待したい」
バッカは日本が3バックを試行したことを認識しつつも、「4年前とはお互いの戦術、選手などすべてが違う。相手どうこうよりはまずは自分たちがしっかりと準備することが重要だ。自分たちが変わることしかできない」と語る。
2人に共通しているのは、チーム状態について。「極めてポジティブ」であることを繰り返し語っていた。そして、4年前との違い。2014年のブラジルワールドカップではベスト8進出と躍進、そして日本と対戦した。「今回は初戦。4年前と比べて厳しい戦いになる」とブラジル大会のときのような楽な試合にならないだろうと2人は見ている。
日本戦に向け万全を期すコロンビア。日本との試合は現地19日、サランスクで行われる。
(取材・文:植田路生【カザン】)
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