ヴィッセル神戸に加入したアンドレス・イニエスタ【写真:編集部】
J1のヴィッセル神戸に加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、噂されていたようなマンチェスター・シティからのオファーはなかったと明かしている。スペインラジオ『カデナ・コペ』がインタビューを伝えた。
イニエスタは2017/18シーズン終盤に、これまでキャリアの全てを過ごしてきたバルセロナを今季限りで退団することを発表。中国や日本への移籍の可能性が伝えられる一方で、シティを率いる元バルサのジョゼップ・グアルディオラ監督が、選手兼コーチとしてイニエスタに誘いをかけているという報道もあった。
だがイニエスタは、グアルディオラ監督からの誘いがあったかどうかとの質問に「全くなかった」と返答。「接触があったと報じられていたが、そういう話は一度もなかった。バルサを去る時点で欧州から出ていくつもりだったので、そういう話は全く無意味だった」と語った。
欧州の他クラブからのオファーも「僕が知る限り全くなかった」とイニエスタ。「エリートクラブでプレーできて幸運で誇らしいことだった。それが何よりも幸せだったことだ。それから別の冒険へと乗り出すことを決意した」と欧州外への移籍を決めた思いを表現した。
来日して神戸入団発表を行ったイニエスタは、その後スペイン代表に合流。今週から開催されるロシア・ワールドカップに出場し、大会終了後にJリーグでのプレーを開始することになる。
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