マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
マインツに所属する日本代表のFW武藤嘉紀に対しブンデスリーガのクラブが興味を持っているようだ。11日付けの独誌『キッカー』が報じている。
同誌では、ヴォルフスブルクが武藤に関心を持っていると伝えている。イェルク・シュマトケ新SD(スポーツディレクター)は「なるべく早い段階で来季への編成を完成させたい」と今季リーグ戦15位に終わり入れ替え戦の末に1部残留を果たしたチームの改革に取り組んでいる。ちなみにヴォルフスブルクを率いるのはかつて酒井高徳や岡崎慎司を指導していたブルーノ・ラッバディア監督だ。
一方のマインツ側も武藤と2019年までの契約を結んでいるが移籍金を得るために今夏での放出を検討している。なお25歳の日本人ストライカーの市場価値は600万ユーロ(約7億8000万円)とされており移籍金を含めると数十億円の投資が必要とされている。
今季の武藤は怪我もあり苦しいシーズンとなったがブンデスリーガで自己最多となる8得点を挙げるなど残留争いをするチームの中で大きな活躍を見せた。プレミアリーグでのプレーを希望しているとされる武藤だが来季も引き続きドイツでプレーする事になるのだろうか。
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