日本代表の原口元気【写真:Getty Images】
ドイツのヘルタ・ベルリンに所属する日本代表FW原口元気は、ハノーファーへの移籍が確定したと報じられている。独誌『キッカー』が10日付で伝えた。
2014年からヘルタに在籍する原口は、今年1月にはドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍。2部優勝と1部昇格に貢献する活躍を見せ、デュッセルドルフも原口を完全移籍で獲得することを希望しているとみられていた。また、本人はプレミアリーグへの移籍を希望しているとも伝えられていた。
一方で、ヘルタは原口の移籍交渉を急がない姿勢を見せていたようだ。原口がロシア・ワールドカップで活躍を見せることで、移籍金を引き上げられることを期待していたという。
しかし『キッカー』によれば、ハノーファーはワールドカップ前に原口の獲得に成功したようだ。2021年までの3年契約にサインしたと報じている。ヘルタには移籍金400万ユーロ(約5億1500万円)が支払われるとのことだ。
ハノーファーはすでに、シュトゥットガルトに在籍していたFW浅野拓磨の獲得も発表している。来季は浅野と原口がハノーファーで共演することになるのだろうか。
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