リバプールのロリス・カリウス【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督は同クラブに所属するGKロリス・カリウスを来季も起用する考えがあるようだ。
先月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)でリバプールはレアル・マドリーと対戦し1-3で敗れた。この試合でカリウスは決定的なミスをしてしまい2ゴールを奪われ批判の対象となった。またリーグ戦でも不安定なパフォーマンスを見せていたドイツ人GKに対しては放出の噂も流れていた。
しかし10日付けの英紙『デイリー・ミラー』など複数の英メディはクロップ監督がカリウスにもう一度チャンスを与える事になると伝えている。その背景にはリバプールが獲得を望んでいるローマのブラジル代表GKアリソンの存在があるようだ。
ローマ側はアリソン放出時に移籍金7500万ユーロ(約97億5000万円)を要求したがリバプールはそれを高すぎるとし交渉をやめた模様だ。
ブラジル代表正GKの加入の可能性が低くなったことでカリウスにとっては来季もう一度チームとサポーターから信頼を勝ち取るための絶好のチャンスになるかもしれない。
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