ブラジル代表のチッチ監督【写真:Getty Images】
ブラジル代表のチッチ監督は、レアル・マドリーの新監督に就任する可能性があるとの報道に対し、「嘘だ」と反論している。ブラジル『ESPN』などが同監督のコメントを伝えた。
マドリーを率いていたジネディーヌ・ジダン監督は、チャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げたわずか5日後に電撃退任を発表。現時点で後任の監督は決定しておらず、人選が注目されている。
ブラジル代表を率いてロシア・ワールドカップに臨もうとしているチッチ監督は、その後任候補として自身の名前が報じられたことに対して強く抗議し、マドリーとの接触を否定した。
「ひとつの意見であれば尊重するが、発言したとして報じられるならそれは嘘だ。私に対して敬意を欠いていることだ。誰とも連絡は取っていないし、(代理人の)ジウマール・ベロスも誰とも話はしていない」
「私は今いる場所を尊重しているし、目標や責任がある。そういう話をした記者は嘘つきだ。レアル・マドリーのニュースには腹が立った」とチッチ監督は怒りをあらわにしている。
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