アヤックスのユスティン・クライファート【写真:Getty Images】
アヤックスに所属する19歳のFWユスティン・クライファートは、ローマへ移籍する可能性が高くなっているようだ。米『ESPN FC』などが伝えている。
元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の長男であるユスティンはアヤックス下部組織からトップチームに昇格。2017/18シーズンにはエールディビジで10ゴール5アシストを記録するなどの活躍を見せ、オランダ代表デビューも果たした。
その活躍には他国のビッグクラブも注目し、マンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグの強豪クラブからの関心も噂されていた。だが移籍金1800万ユーロ(約23億2000万円)でのローマ移籍の可能性が高くなったと報じられている。
父親のパトリック氏は移籍に反対しているが、ユスティンは反対を押し切ってアヤックスを去ることをほぼ決めたようだ。「個人的には、もう1年アヤックスに残った方が良いのではないかと話をした」とパトリック氏はコメントしている。
「息子はまだ19歳だ。だが、自分のことは自分で決断する。父親としては本人の決断を尊重しなければならない。アヤックスを出ていくのは90%確実だと思う」と父親はユスティンの移籍が濃厚であることを認めた。
パトリック氏自身がアヤックスを離れてミランへ移籍したのは21歳のときだった。ユスティンは19歳で新たな挑戦へと向かうことになるのだろうか。
【了】