スペイン代表【写真:Getty Images】
【チュニジア 0-1 スペイン 国際親善試合】
スペイン代表は現地時間9日、ロシアでチュニジア代表と国際親善試合を行い、1-0の勝利を収めた。
ロシアワールドカップ出場国同士のテストマッチで、スペインはイニエスタらが先発する。しかし、より印象的だったのはFIFAランキング21位のチュニジアの方だった。
当然ボール支配ではスペインに分があるものの、チュニジアは素早いパスワークに翻弄されることなく対応。スペインに隙を見せない。
0-0で折り返した後半もチュニジアが粘り強さを見せ、どちらもスコアが生まれない。
それでも、スペインは選手層の厚さが違った。84分、途中出場のジエゴ・コスタが裏のスペースに抜けてペナルティエリア内でボールをキープし、後方に落とした。このボールに走り込んだのも途中出場でピッチに入ったイアゴ・アスパス。ダイレクトで強烈なシュートを叩き込み、ついに均衡を破る。
これが決勝点となり、スペインは1-0で勝利を収めた。敗れたチュニジアも世界トップレベルのチームを相手に戦えることを証明している。
チュニジアはワールドカップでグループGに入っており、グループステージを突破すれば、決勝トーナメント1回戦で日本と対戦する可能性がある。
【得点者】
84分 1-0 イアゴ・アスパス(スペイン)
【了】