屈辱の3連敗で5戦未勝利
日本代表【写真:Getty Images】
【日本 0-2 スイス 国際親善試合】
現地時間8日に国際親善試合が行われ、FIFAランキング61位の日本代表は6位のスイス代表と対戦。
日本は本田圭佑や大迫勇也、長友佑都や長谷部誠などを先発起用した。香川真司や岡崎慎司、武藤嘉紀はベンチスタートとなっている。対するスイスは、アーセナルのグラニト・ジャカ、ストーク・シティのジェルダン・シャキリ、ミランのリカルド・ロドリゲスなどがスタメン出場を果たした。
試合開始して26分、DF裏に抜け出したマリオ・ガブラノビッチにヘディングシュートを打たれるがゴール右に外れる。30分にもコーナーキックからピンチを迎えたが、ガブラノビッチのシュートは酒井高徳に当たり失点を免れた。日本も長谷部や大島僚太が遠目からシュートを放ちゴールを狙うがGKロマン・ビュルキに止められる。
40分には、腰を痛めた大迫に代わって武藤が途中出場を果たした。直後の42分、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入してきたブレール・エンボロを吉田麻也が倒してしまいスイスにPKを献上。このPKをロドリゲスに決められ、またも日本は先に失点してしまった。
75分にはGK川島永嗣のミスからシャキリにシュートを打たれるが、辛うじてゴール右に逸れる。だが82分、ハリス・セフェロビッチにゴールを決められて2失点目。
ガーナ戦の3バックから4バックに戻すも修正できず。結局、日本は0-2の敗戦を喫している。スイス戦、ガーナ戦、ウクライナ戦で3連敗となり、昨年12月に行われた中国戦に勝利して以降、5戦未勝利の状況だ。
残す親善試合はパラグアイ戦の一試合。ロシアワールドカップに向けて、不安が募る戦いが続いている。本大会のグループステージでは、コロンビア代表、ポーランド代表、セネガル代表と同組のグループHに入っている。
【得点者】
42分 0-1 ロドリゲス(スイス)
82分 0-2 セフェロビッチ(スイス)
【了】