スイス代表のウラジミール・ペトコビッチ監督【写真:編集部】
現地時間8日に日本代表と国際親善試合を行うスイス代表が7日、会見を行った。ウラジミール・ペトコビッチ監督が、ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督がいないことを嘆いている。
スイス代表は最新のFIFAランキングが6位。ロシアワールドカップ本番に備える上で、非常に良いテストマッチの相手と言えそうだ。
ペトコビッチ監督は、「彼がいないことを残念に思う」とハリルホジッチ氏の不在を嘆き、「昨年12月にモスクワで会って、この試合について話し、すぐに発表した」とコメント。「我々が話したときにこうなるとは思っていなかった。彼のことは非常に残念だが、彼が非常に優秀な指導者であることは確かだ」と話している。
昨年12月のモスクワといえば、ロシアワールドカップの組み合わせ抽選会があった。2人はともに出席しているため、このときに話し合いがあったようだ。その後、日本サッカー協会(JFA)は1月11日にスイス戦の開催を発表した。
スイス代表を率いるペトコビッチ監督は、ハリルホジッチ氏と同じボスニア・ヘルツェゴビナ出身。本番前のテストマッチで戦えることをハリルホジッチ氏も楽しみにしていたのかもしれない。
(取材:植田路生、文・構成:編集部)
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