ロシアワールドカップに臨む日本代表は6日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された吉田麻也がインタビューに答えた。

　まず最初に、コンディションについて吉田は「まあ、別に特に不安視してるところはないです。ちょっとまあここでしかやっぱり負荷かけられないんで。少し負荷がかかって体の重さ、張りは感じてますけど。それもノーマルかなと。良い状態でここから２試合こなしていけば、コンディションが良い状態で大会に入れるんじゃないかなという個人的な感覚はあります」と話し、時に問題点はないことを明かしている。

　ピークをどこに持っていくか聞かれると「僕は…、僕はというか、僕らはやっぱりそんな決勝まで見据えてちょっとずつ上げていくみたいなスペインみたいな戦い方ができるチームじゃないと思ってるんで。全てのゲームに全力で、なんならもう僕はスイス戦から全力でいくつもりでいますけどね」とし、親善試合から全力で取り組む覚悟を示した。

　また、「ボランチはやっぱり大事ですよ。僕が個人的にはボランチがゲームをチームを左右してると思ってるんで、ボールをボランチに出せなければ、ボランチがボールを受けて展開できなければどんなサッカーでも苦しいと思うし、まあそこの組み合わせは非常に大事になってくるかなと思いますね。前のハリルホジッチ監督の時はね、結構つぶし対つぶしが多かったですけど、今はつぶし対ボール、まあ僚太とハセさん、蛍と僚太とか、岳とハセさんとか、そういうバランスは感じ取れてるんで、そこはすごい大事かなと思います」とも語り、ボランチとの関係性が重要であるとの見解を示している。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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