日本代表の岡崎慎司【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は4日、オーストリア・ゼーフェルトで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された岡崎慎司がインタビューに答えている。
W杯メンバーに選出されたが、過去2大会と比べて「喜びはもちろん実感は全然ないです。やっぱり自分がもちろん試合を最後までせずに入ったってこともあるし。ただ、監督からも必要だって言ってもらいながら、それを応えた時に自分の中で来て良かったなというふうに思うと思うんで。このまま入って何もできずに終わるっていうことがあった場合には、ワールドカップに出た喜びっていうのは全くないと思うし、やっぱりいろんな選手がその中で外れてるのも分かってるし、自分が入ったことによって1人の枠がつぶれたっていうのもあるけど。それを示せるのは結果しかないと思うんで、そういうふうには強い思いはやっぱり自分の中にありますね。だから、今のままじゃ物足りないって思えるし、そういう気持ちを持ったまま練習とか、このチームで何をしなきゃいけないのかを考えながらやっていかなきゃいけないのかなと思います」とコメント。
続けて「今までは入って、入るだろうなっていういうところもあったけど。ただ、今回に関しては積み重ねのところも含まれてるのかなと。現時点でのパフォーマンスやコンディションで選ばれたら自分は選ばれてなかったのかなと思うし。ただ、今までやってきたこととか、大事なことっていうのももちろん選ぶ側にはあったと思うし。そういう意味ではそっちを選んでくれたってところでその期待に応えたいって思いは強いし、自分が今、この瞬間だけじゃなくて、今までやってきたことがやっぱり続けてくることが大事だと思ってるんですけど。それを自分が口で言うんじゃなくて証明するのはプレーしかない。何があろうとも、選ばれたんだったら、そこに全力で応えていくという部分を出したいですね」と、意気込みを語っている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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