スペイン代表のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
スペイン代表は現地時間3日にスイス代表との国際親善試合を行い、1-1で引き分けた。J1のヴィッセル神戸に加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタにとっては、おそらくスペイン国内での最後の試合となった。
ロシア・ワールドカップに出場するスペイン代表にとって、ビジャレアルで開催されたこの試合は国内での最後の強化試合。今後は9日にロシアのクラスノダールでチュニジア代表と対戦し、15日にはワールドカップ初戦のポルトガル戦に臨む。
現在34歳のイニエスタは、正式な形では発表していないが、ロシア大会を最後にスペイン代表を退く見通し。バルセロナを退団して神戸に加入した同選手が今後スペインの他クラブでプレーすることも考えにくいため、今回の試合がスペイン国内での現役最後の試合となった可能性が高い。
イニエスタは先発で出場し、DFセルヒオ・ラモスの不在によりキャプテンマークも着用。観客席からは、試合前にピッチに登場した時点から大きな拍手と歓声が送られていた。
惜しいシュートでゴールを脅かす場面もあったが、得点はならず。55分に交代を告げられると、ファンからのスタンディングオベーションで見送られながらピッチを後にした。
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