日本代表【写真:Getty Images】
アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトは3日付で、ロシア・ワールドカップに臨む日本代表の分析記事を掲載している。
日本代表は4月にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督を電撃解任し、西野朗監督が就任。ワールドカップ2ヶ月前の監督交代という状況は、「ロシア大会に向けた日本代表の準備はアジアの代表国の中でも簡単なものではなかった」と述べられている。
キープレーヤーとしては、DF吉田麻也、DF長友佑都、MF本田圭佑の3人をピックアップ。吉田は「守備を統率し、セットプレーの攻撃でも脅威に」、長友は「フアン・クアドラードやサディオ・マネ、ヤクブ・ブワシチコフスキらを抑えつつ、攻撃参加の役割も課される」と紹介している。
本田については、「大舞台で活躍する男であり、西野監督によって再びチームの重要なクリエイターに据えられた。ワールドカップ3大会連続のゴールを狙う」と、南アフリカ大会、ブラジル大会に続いての活躍が期待されている。
一方で、「パスを成果に繋げることが必要」と、ボールを支配しながらも得点に繋げられない傾向が問題点として指摘されている。特に予選のイラク戦では77.5%と圧倒的にボールを支配しながらもなかなかゴールを奪えず、アディショナルタイムに山口蛍の劇的ゴールでようやく勝利を収めたことが例として挙げられている。
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