日本サッカー協会（JFA）は31日、ロシアワールドカップに臨む日本代表のメンバー23人を発表した。

　会場にいた原口元気が報道陣の取材に応じている。選出された気持ちを問われた原口は「4年前であったりロンドンオリンピックであったり、なかなか世界大会に縁がなくて悔しい思いをしてきた中で、初めてワールドカップに行けるので、やはり嬉しいなと感じています」と答えた。

　ワールドカップ予選では獅子奮迅の活躍を見せてきた原口は、ロシアに行くことのできない仲間の思いも背負って戦うつもりだ。

「日本代表として、予選を通じて切符を取るために頑張ってくれた選手もいます。そういう選手たちのためにも本当に日本代表として頑張らなきゃいけない。今は少しネガティブな状況かもしれないですけど、僕らはやれると思っていますし、必ず予選リーグを突破して、決勝トーナメントに行けるようにしたい。日本が勝てるように、目立った活躍じゃなくてもいいので、日本代表が勝つための一人になりたい」

　本大会での目標については「僕の目標はベスト8という、日本代表が行ったことのないところまで行くこと」と述べた。そして、そのためには「粘り強さとか、戦術的なミスをしないとか、詰めるところはたくさんある」とし、「日本代表の誇りを持ってプレーすることが一番大事」と口にした。

【了】

ハリル氏「最悪の悪夢」。日本代表監督解任にショック隠せず
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。

ハリル氏、香川と本田に言及？ W杯出場決めた豪州戦で出番なしに「2人の選手ががっかりしていた」
ロシアワールドカップ・アジア最終予選について語り始めたハリルホジッチ氏。オーストラリアに勝利し、本大会の出場権を獲得したハリルジャパン。この試合の後について同氏はこう話している。

ハリル氏、槙野智章からのメッセージを明かす『JFAの決定に落胆』『コミュニケーションに問題なかった』
『選手たちとの信頼関係の薄れ』が解任の一因となったが、これについてハリルホジッチ氏は疑問を口にした。

ハリルホジッチ解任記事まとめ
日本サッカー協会（JFA）は9日、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任を発表した。これを受け、報じられたハリル氏や選手の反応をまとめた。