香川真司【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は31日、ロシアワールドカップに臨む日本代表のメンバー23人を発表した。西野朗監督は、MF香川真司のコンディションが上がっていると語っている。
ドイツ・ブンデスリーガがプレーする香川は2月に負傷して離脱すると、復帰したのは今月12日のリーグ戦最終節だった。西野監督が視察した際もピッチに立っていない。
そんな中で招集について西野監督は、「ヨーロッパに視察に行って直接会って、その日は彼にとってたまたまコンディションが良くない日だった。その状況を見ると、これは間に合うかな、という気はしました」と不安だったことを認めた。
それでも「その後は回復力が良く、最終的にゲームに出るような状況。状態が上がっていることはその時点で分かっていたので、メンバーに入ってもらいました」と指揮官は語り、「キャンプの10日間の中でも非常に上がってきました。昨日(ガーナ戦)も少し時間を増やした中で、最近の3ヶ月では一番長いパフォーマンスでした」と順調な回復を強調している。
さらに、香川の持ち味もキレを増すと信じているようで、「中盤のオフェンシブな中での彼の独特な感覚、センスというものは高まっていくのではないかと考えています」と楽観した。
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