日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】
【日本 0-2 ガーナ キリンチャレンジカップ】
日本代表は30日、キリンチャレンジカップでガーナ代表と対戦し0-2で敗れた。
ロシアワールドカップ前、国内ラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。それでも、長友佑都は「流れの中で点を取られなかったり、相手にそこまで前半はチャンスを作らせなかったとか。僕はポジティブに捉えています」と前を向いた。
危機感を持っているのは間違いない。長友も現状に満足しているわけではない。そして、本田圭佑、岡崎慎司という同い年の戦友の名を挙げ、こう述べた。
「メンバーを見ても結構、打たれ強い選手が多いと思うんですよね。圭佑も岡崎とかも。だから、追い込まれれば追い込まれるほど、批判されればされるほど僕らは立ち上がるんで。そういう状況の方が僕らにとってはポジティブなんじゃないかなと」
この日はタイミングのいいオーバーラップを見せたが、ワールドカップ本番ではそうもいかないだろう。左サイドでマッチアップするのはクアドラードやマネである。ワールドクラスとの対峙について、長友は「地獄でしょう」と苦笑した。それでも、「すごくワクワクしていて、相手が強くなればなるほどやっぱ僕は燃えるんで、楽しみではあります」とも語っていた。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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