ドイツ代表のトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】
かつてバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントを指揮していたオットマー・ヒッツフェルト氏はロシアワールドカップ(W杯)で活躍する選手としてドイツ人プレーヤーを挙げている。
独メディア『ティーオンライン』のインタビューで「今大会のMVPはドイツ人が選ばれるだろう。それはトーマス・ミュラーだ」とバイエルンで活躍する28歳の名前を挙げた。
「彼は膠着状態の時に違いを見せてくれる。またメンタル面でも非常に強い。さらに彼はW杯を熟知している」とこれまでW杯2大会連続で出場し合計10得点を記録しているストライカーに期待しているようだ。
今大会で連覇を狙うドイツ代表。その可能性を問われると69歳の名将は「優勝することは簡単ではないが、ドイツが世界一になると思う」と1934年と1938年にイタリア代表が成し遂げて以来の快挙を達成する事を予想している。
ヒッツフェルト氏はドルトムントとバイエルンでチャンピオンズリーグを制覇した経験を持ち、2010年と2014年にはスイス代表監督してW杯に出場した経験を持つ。そんな百戦錬磨の指導者が「理想的な監督」と称賛するヨアヒム・レーブドイツ代表監督率いるチームは間違いなく今大会でも優勝候補の一角に入って来るだろう。その中でミュラーはどれだけゴールを決めチームを勝利に導くことが出来るだろうか。
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